お知らせ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025-08-01
【日本→米国】非課税基準額(デミニミス免除)の廃止について


いつもmalltailのサービスをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
日本→米国発送荷物の非課税基準額(デミニミス免除)の廃止についてお知らせいたします。

2025年7月30日、米国のドナルド・トランプ大統領が全世界に少額貨物の輸入で非課税基準額(デミニミス)ルールを廃止する大統領令を発表しました。
これまで米国では輸入申告額が800ドル以下の少額貨物の輸入に対して、関税支払いなどを免除し、簡易的な方法で輸入通関ができるデミニミスルールを設けていました。(海外→日本輸入時に申告価格が1万円以下の場合、免税が適用されているのと同じような制度です)

しかし今回の発表により日本から米国へ発送される$800(約12万円)以下の小口荷物も、これまでのような免税対象外となり、すべての輸入品に関税が課せられることになります。
これまでebayなどの米国宛の販売を行ってきたバイヤー様にとってはこの制度の把握と顧客様への説明が必要かと思います。

ポイント
①すべての商品に通常関税率目安として15%~(関税10%+手数料等)が適用される。

②関税は先払い、配達完了後の請求書払いのいずれか。(選択不可)
※購入者様が配達完了後の請求書払いの通知を無視した場合、費用は数か月後に販売者・依頼主(malltail会員)様に請求。

③関税先払いで購入者様が関税支払いを拒否した場合、荷物が日本へ返送される。

④③で返送された場合の返送費用が高額になり、その費用は販売者・依頼主(malltail会員)様に請求される。


購入者様からのクレームを減らすためにも、事前に購入者様への案内、了承が必要となるかと思いますので
トラブル防止のためにも措置についてご検討いただけますと幸いです。

この件についてご質問等ございましたらメールまたは会員専用お問い合わせよりご相談ください。
何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。



参考記事:
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/08/7ab60987e710800e.html

https://www.fedex.com/content/dam/fedex/apac-asia-pacific/downloads/fedex-us-tariff-overview-ja-jp.pdf


このページの先頭へ